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前回の記事では、タイ古式マッサージの起源とその魅力についてお話しました。今回は、なぜタイ古式マッサージがこれほどまでに気持ち良く、そしてなぜスッキリとするのかを解説します。

タイ古式マッサージの主目的は、全身の血行を促進することです。この血行促進により、全身に酸素と栄養がしっかりと行き渡り、その結果生じるスッキリ感がタイ古式マッサージの人気の一因となっています。

では、血行不良が体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

血行不良が引き起こす代表的な問題には以下のようなものがあります。

  • 「冷え」:身体の不調の原因とされることが多い
  • 「乾燥」:代謝不良によるもの
  • 「体のコリ」:特に肩こりが代表的
  • 「むくみ、セルライトの増加」:老廃物の排出不良によるもの
  • 「頭痛」:血流の酸素不足によるもの

そのため、血行促進を主目的とするタイ古式マッサージは、美容や健康への効果、体のコリの緩和など、全体的な健康促進に寄与します。これがヘルス&ビューティーの観点からも注目されています。

タイ古式マッサージでは全身の血流促進を重視するため、例えばお客様が「肩が凝っている」とおっしゃったとしても、施術は足先から始まります。その結果、適切な施術には1時間半から2時間程度必要となり、ショートコース(30分程度)を設けている店舗は少ないのです。

次回は、タイ古式マッサージの人気を支えるもう一つの理由についてお話しします。お楽しみに!

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